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【映画界の巨星!】チャールトン・ヘストン

2023年8月28日

obert Hepler/Everett Collection

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映画界の巨星!チャールトン・ヘストン/格調高い演技力!今なお光り輝く大スターをご紹介!

 90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、歴史劇で圧倒的な存在を放つ大スター、チャールトン・ヘストンです。

チャールトン・ヘストン

(John Charles Carter)

1923年10月4日生まれ/2008年4月5日(84歳没)

【出生地】 アメリカ合衆国 イリノイ州エヴァンストン

【職 業】 俳優、社会運動家

 現在でも、ファンを魅了し続けるサー・チャールトン。彼の映画人としての地位確立や、社会運動家としての一連の動きをご紹介していきます。

キャリアスタートまで 

 チャールトン・ヘストンは、本名はジョン・チャールズ・カーターでしたが、12歳のときに母親が再婚したことで、義父の姓のヘストンを名乗るようになりました。高校時代に演劇に興味を持ち、奨学金を得てノースウェスタン大学に進学しました。1944年には同じ演劇部の女性リディア・クラークと結婚しました。彼らは64年間連れ添い、互いに死別するまで離婚することはありませんでした。第二次世界大戦中に卒業後、アメリカ陸軍に入隊し、B-25の無線士としてアリューシャン列島地域で3年間勤務しました。退役後、俳優の道を目指し、1947年にブロードウェイでデビューしました。

出演作品について

Photo by Silver Screen Collection/Getty Images

 1950年に最初の映画『虐殺の街』に出演し、セシル・B・デミル監督に「ミケランジェロの彫刻のように美しい」と称された肉体美と精悍なマスク、格調高い演技力で注目されました。1956年にはデミル監督の『十戒』でモーゼ役を演じ、1959年には映画『ベン・ハー』でアカデミー主演男優賞を受賞しました。これらの作品では歴史上の英雄を見事に演じきりました。

 サー・チャールトンは歴史劇だけでなく、パニック映画やSF映画など幅広いジャンルに挑戦しました。1968年の『猿の惑星』では人類が滅亡した未来を描き、1971年の『アントニーとクレオパトラ』では脚本と監督も手がけました。1977年にはその功績からジーン・ハーショルト友愛賞を授与されました。1990年代も個性的な名脇役として活躍しました。2001年の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』ではカメオ出演しました。

 2003年には『MY FATHER』でアルツハイマーに苦しみながらも「死の天使」と恐れられたヨーゼフ・メンゲレを演じました。

 2002年にアルツハイマー病を公表したサー・チャールトンは、2008年4月5日にビバリーヒルズの自宅で死去しました。84歳でした。アメリカのメディアはトップニュースで彼の死去を報じました。サー・チャールトンは映画界の巨星としてだけでなく、社会的な影響力も持った人物として記憶されています。

【主な受賞歴】

アカデミー賞 

 1959年 主演男優賞『ベン・ハー』

 1977年 ジーン・ハーショルト友愛賞

AFI賞

 アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100(ヒーロー部門第43位)

 2004年『十戒』

ゴールデングローブ賞

 1966年 セシル・B・デミル賞

全米映画俳優組合賞

 1971年 生涯功労賞

〈備考〉

 全米ライフル協会会長(1998年 - 2003年)

 映画俳優組合代表(1965年 - 1971年)

社会運動について

Photo by PhotoQuest/Getty Images

 サー・チャールトンは俳優だけでなく、社会運動家としても知られています。1950年代から1970年代にかけては人種差別反対の公民権運動に参加し、1963年にはマーティン・ルーサー・キング牧師やマーロン・ブランドらと共にワシントン大行進に参加しました。

 また、1966年から1971年までは俳優組合の会長を務めました。しかし、その後保守主義に傾倒し、1998年から2003年までは全米ライフル協会(NRA)の会長を務めました。NRAは銃規制反対を主張する団体であり、多くの批判を受けました。2002年にはドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』で監督のマイケル・ムーアからインタビューを受け、コロンバイン高校銃乱射事件直後のNRA会議について質問されました。

 日本との接点

 サー・チャールトンは日本にも何度か訪れており、日本の文化や人々に興味を持っていました。1959年には『ベン・ハー』のプロモーションで来日し、昭和天皇と香淳皇后に謁見しました。1960年には『エル・シド』の撮影でスペインに滞在中に、三船敏郎と共演した『七人の侍』を観て感動し、三船に手紙を送って称賛しました。1976年には『ミッドウェイ』で三船と共演し、山本五十六役の三船の演技を高く評価しました。

(Wikipedia参照、Microsoft Bing引用)

主な作品紹介

 数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。サー・チャールトンの作品をぜひ楽しんでください。

十戒


黒い罠


ベン・ハー

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エル・シド


猿の惑星

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アントニーとクレオパトラ


MY FATHER


ネット配信

 サー・チャールトンの作品は、現在ネット配信されています。キャンペーン中のサイトもあるようです。要チェック!

  • U-NEXT
  • Google Playムーヴィー&TV
  • Amazon プライムビデオ
  • Apple TV
  • Hulu

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はもんどれお

こんにちは。はもんどれおです。 これから、大好きな海外ドラマや洋画を紹介していこうと思います。 よろしくお願いします(^ ^) 私の初めての海外ドラマは、当時の教育テレビで放送されていた『大草原の小さな家』です。それから『フルハウス』や『サブリナ』など欠かさず見ていました。 私は、ドラマは吹替で映画は字幕で観る派です。機会があれば、オススメな懐かしい声優さんを紹介していけたらいいな〜と思っています。

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