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【伝説の個性派!】ダスティン・ホフマン

2023年10月3日

映画.com 2013年4月8日 20:25記事より

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伝説の個性派!ダスティン・ホフマン/活躍し続ける名優!今なお光り輝く大スターをご紹介!

 90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、世界中の映画ファンから愛される名優、ダスティン・ホフマンです。

ダスティン・ホフマン

(Dustin Lee Hoffman)1937年8月8日生まれ

【出生地】 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス

【職 業】 俳優、監督

 サー・ダスティンは、演劇に興味を持ち舞台に立ち続けます。そして、映画デビューまもない頃に主演した『卒業』で一躍注目を浴びます。その後も注目作品に出演し、演技の幅を広げて50年以上第一線で活躍している名優です。ハリウッド・レジェンドとしての地位確立や、社会貢献の活動をご紹介していきます。

生い立ちからキャリアについて 

32歳のダスティン(1969) ©amanaimages

 

 ダスティン・ホフマンは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。ウクライナとルーマニアからのユダヤ系の家庭で育ち、幼い頃はピアニストを目指していました。しかし、父親が映画監督を志していたことや、母親が映画ファンであったことが影響して、演劇に興味を持つようになりました。音楽学校を卒業した後、サンタモニカ市立大学で医学を学びましたが、演劇科に転向しました。その後、ニューヨークに移り、ブロードウェイやオフ・ブロードウェイで舞台に立ちました。

 1967年に『The Tiger Makes Out』で映画デビューしましたが、同年に出演した『卒業』で一躍注目を浴びました。この作品で、年上の女性とその娘との間で揺れ動く大学生を繊細に演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされました。また、ゴールデングローブ新人賞を受賞しました。その後も、『真夜中のカーボーイ』や『パピヨン』などの名作に出演し、アンチヒーローや感情的に傷つきやすいキャラクターを多彩に演じました。1979年には、離婚した妻と息子の親権をめぐって争う父親を演じた『クレイマー、クレイマー』で初めてアカデミー主演男優賞を受賞しました。

 1980年代に入ると、ブロードウェイに復帰したり、テレビドラマに出演したりするなど、活動の幅を広げました。1982年には、女優に扮する失業中の俳優をコミカルに演じた『トッツィー』でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。1988年には、自閉症の兄を演じた『レインマン』で2度目のアカデミー主演男優賞を受賞しました。この作品では、トム・クルーズとの共演で見事なコントラストを見せました。

 1990年代以降も、『フック』や『アウトブレイク』などの話題作に出演しました。1997年には、政治スキャンダルを隠すために架空の戦争を演出する映画プロデューサーを演じた『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。2000年代に入っても、『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズや『カンフー・パンダ』シリーズなどのコメディ作品に出演しました。2012年には、老人ホームでオペラを再現する高齢者たちの姿を描いた『カルテット! 人生のオペラハウス』で監督デビューを果たしました。

主な出演作品の評価

卒業

(C)1967 STUDIOCANAL. All Rights reserved.

 アカデミー賞にノミネートされた青春映画で、“ダスティン・ホフマン”の名を知らしめた作品です。将来に不安を抱える青年が人妻との恋に溺れる姿を描いています。ラストシーンは有名で、サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』が印象的です。この作品は、多くの人に『おすすめ』作品として紹介されており、高い評価を得ています。

クレイマー、クレイマー

©1979 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 メリル・ストリープとW主演を務めたファミリー映画で、サー・ダスティンはアカデミー主演男優賞を受賞しました。離婚した夫婦と息子の親権をめぐる裁判を通して、家族の絆や愛情を描いています。父子の関係が感動的で、フレンチトーストのシーンが印象的です。この作品も、多くの人に感動を与えています。

レインマン

写真:Album/アフロ

 

 トム・クルーズと兄弟役を演じた感動ドラマで、サー・ダスティンはアカデミー主演男優賞を受賞しました。自閉症の兄と旅をしながら、真の兄弟になっていく姿を描いています。兄の特殊な能力やラスベガスでのシーンが注目されますが、奥の深い人間味あふれる作品です。この作品は、多くの人に伝説の名作として語り継がれており、高い評価を得ています。

 以上のように、サー・ダスティンは、様々なジャンルの映画で高い演技力を発揮しており、多くの人に愛されている俳優です。他にも、『トッツィー』、『パピヨン』、『わらの犬』など、おすすめの作品がたくさんありますので、ぜひご覧ください。

【主な受賞歴】

アカデミー賞 

 1979年 主演男優賞『クレイマー、クレイマー』

 1988年 主演男優賞『レインマン』

ヴェネツィア国際映画祭

 1996年 栄誉金獅子賞

ベルリン国際映画祭

 1989年 金熊名誉賞

全米映画批評家協会賞

 1979年 主演男優賞『クレイマー、クレイマー』

 1982年 主演男優賞『トッツィー』

AFI賞

 1999年 生涯功労賞

英国アカデミー賞

 1969年 主演男優賞『真夜中のカーボーイ』『ジョンとメリー』

 1983年 主演男優賞『トッツィー』

 1967年 新人俳優賞『卒業』

エミー賞

 1985年 男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)『セールスマンの死』

ゴールデングローブ賞

 1979年 主演男優賞(ドラマ部門)『クレイマー、クレイマー』

 1988年 主演男優賞(ドラマ部門)『レインマン』

 1982年 男優賞(ミュージカル・コメディ部門)『トッツィー』

 1984年 男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)『セールスマンの死』

 1968年 新人俳優賞『卒業』

 1996年 セシル・B・デミル賞

セザール賞

 2009年 名誉賞

〈その他の賞〉

ハリウッド映画賞

 2012年 新人監督賞『カルテット! 人生のオペラハウス』

 2008年 功労賞

 2012年 ケネディ・センター名誉賞

社会貢献について

(c)AFP/Getty Images/Alberto E. Rodriguez

 サー・ダスティンは、がんや自閉症などの難病を抱える子どもたちのためにキャンプ場を設立したり、テロや事故で障害を負った人々の支援にも関わっています。彼は、自分の経験や役柄に基づいて、社会の弱者に寄り添う活動を行っています。

 例えば、彼は1979年に出演した『クレイマー、クレイマー』で、離婚した妻と息子の親権をめぐって争う父親を演じました。この作品は、当時のアメリカ社会における家族のあり方や離婚問題を浮き彫りにし、多くの人に感動を与えました。サー・ダスティンは、自分の役柄に共感した離婚した父親たちのために、彼らの権利を守る団体に寄付をしたり、彼らの声を届けるために活動したりしました。

 また、彼は1988年に出演した『レインマン』で、自閉症の兄を演じました。この作品は、自閉症患者への偏見をなくし、世界中の人がこの病気に関する知識を深めるきっかけとなりました。サー・ダスティンは、自閉症患者やその家族のために、彼らの生活を支援する団体に寄付をしたり、彼らの理解を促進するために活動したりしました。

 さらに、彼は1995年に出演した『アウトブレイク』で、エボラ出血熱のような感染症の危機に立ち向かう医師を演じました。この作品は、感染症の恐ろしさや予防の重要性を訴える作品でした。サー・ダスティンは、この作品で感染症の問題に関心を持ったことから、感染症の研究や治療に取り組む団体に寄付をしたり、感染症の啓発活動に参加したりしました。

 以上のように、サー・ダスティンは、映画俳優としてだけでなく、社会貢献にも積極的に取り組んでいる人物です。彼は、自分の演じた役柄や自分の体験したことに基づいて、社会の問題に目を向け、解決に貢献しています。そして、映画を通して社会に影響を与えることができるという信念を持っています。彼は、次のように語っています。

 「私は、映画は社会に影響を与えることができると信じています。映画は、人々の心に触れることができるからです。映画は、人々に感情を呼び起こすことができるからです。映画は、人々に考えさせることができるからです。映画は、人々に行動させることができるからです。私は、映画俳優として、社会に貢献することができると思っています。」

日本でのエピソード

(C)ORICON NewS inc.

 サー・ダスティンは、日本にも深い関心を持っており、三船敏郎や黒澤明の映画に影響を受けたと語っています。彼は日本の文化や芸術に対する敬意を表し、日本のファンにも愛されています。

 2013年に初監督作品『カルテット! 人生のオペラハウス』のジャパンプレミアのために来日した際には、樹木希林さんと感激の再会を果たし、キスを交わしたことも話題になりました。

 彼と希林さんは、1973年に日本で公開された映画『パピヨン』で共演しました。この作品は、フランス領ギアナの流刑地で生き抜く囚人たちの姿を描いた実話に基づくドラマで、サー・ダスティンは、主人公の親友である詐欺師ルイ・デガを演じました。希林さんは、ルイ・デガの妻であるブレット・デガを演じました。希林さんは、この作品でハリウッドデビューを果たしました。

 二人は、その後も親交を深めました。サー・ダスティンは、希林さんに「40年前にデートしたじゃない」とジョークを飛ばし、頬にキスをしました。希林さんは、「私には夫がいるので。 非常に困りました」と笑いながら答えました。ふたりは、映画のヒットを祈願する鏡開きを行いました。

 サー・ダスティン・ホフマンは、50年以上にわたって第一線で活躍し続けている名優です。彼は、多様な役柄に挑戦し、独自の演技スタイルを確立しました。彼は、ハリウッドのレジェンドとして、世界中の映画ファンに愛されています。

(Wikipedia参照、Microsoft Bing引用)

主な作品紹介

 数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。サー・ダスティンの作品をぜひ楽しんでください。

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真夜中のカーボーイ


ジョンとメリー


小さな巨人


わらの犬


パピヨン


大統領の陰謀

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マラソンマン


クレイマー、クレイマー


トッツィー


レインマン


フック


アウトブレイク


ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ


ミート・ザ・ペアレンツ シリーズ


ミート・ザ・ペアレンツ2


ミート・ザ・ペアレンツ3


新しい人生のはじめかた


監督

カルテット! 人生のオペラハウス


ネット配信

 サー・ダスティンの作品は、現在ネット配信されています。キャンペーン中のサイトもあるようです。要チェック!

  • Amazon プライムビデオ
  • Apple TV
  • U-NEXT

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はもんどれお

こんにちは。はもんどれおです。 これから、大好きな海外ドラマや洋画を紹介していこうと思います。 よろしくお願いします(^ ^) 私の初めての海外ドラマは、当時の教育テレビで放送されていた『大草原の小さな家』です。それから『フルハウス』や『サブリナ』など欠かさず見ていました。 私は、ドラマは吹替で映画は字幕で観る派です。機会があれば、オススメな懐かしい声優さんを紹介していけたらいいな〜と思っています。

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