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仏のかわいいフィアンセ!ソフィー・マルソー/多才な女優!国際派スターをご紹介!
90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、日本でもアイドル的人気を博した国際派スター、ソフィー・マルソーです。
ソフィー・マルソー
(Sophie Danièle Sylvie Maupu)1966年11月17日生まれ
【出生地】 フランス パリ
【職 業】 俳優、監督
マダム・ソフィーは、10代で映画デビューし、一躍トップアイドルとなり活躍します。ハリウッド映画界へ進出後も、小説の執筆や監督デビューなど活躍の場を広げます。マルチに活躍し続ける国際派スターとしての地位確立や、社会貢献の活動をご紹介していきます。
生い立ちからキャリアについて

ソフィー・マルソーは、パリ近郊のシェルに生まれました。両親は彼女が9歳のときに離婚し、母親と兄と一緒に暮らしました。13歳のときにモデル事務所で写真を撮ったことがきっかけで、映画監督のクロード・ピノトーに見出され、1980年に『ラ・ブーム』で映画デビューしました。この作品はフランスだけでなく、ヨーロッパやアジアでも大ヒットし、彼女は一躍トップ・アイドルとなりました。1982年に公開された続編『ラ・ブーム2』ではセザール賞の有望女優賞を受賞しました。
その後もフランス映画で活躍し、1985年には後にパートナーとなる映画監督のアンジェイ・ズラウスキーと初めて組んだ『狂気の愛』で注目されました。1993年のコメディ映画『恋人たちのアパルトマン』や1994年の『ソフィー・マルソーの三銃士』などはヨーロッパ内外でも人気を博しました。また、舞台にも挑戦し、1991年には『Eurydice』でモリエール賞の最優秀新人女優賞を受賞しました。
英語をマスターした彼女は、1995年にメル・ギブソン監督の『ブレイブハート』でイザベラ王女役を演じて英語圏の映画に進出しました。その後も『ファイアーライト』や『アンナ・カレーニナ』などの作品で主演を務めたほか、1999年には悪役のボンドガールとして『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』に出演しました。
彼女は女優だけでなく、小説家や映画監督としても才能を発揮しています。1996年には半自伝的小説『うそをつく女』を出版し、フランスでは大きく取り上げられました。2002年には自ら脚本と監督を務めた長編映画『聞かせてよ、愛の言葉を』でモントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞しました。2006年には主演もした『ソフィー・マルソーの過去から来た女』を発表しました。
彼女は社会貢献活動にも積極的で、病気を患っている子どもたちの夢を応援するフランスの団体‘Arc-en-Ciel(虹)’で活動しています。私生活では、アンジェイ・ズラウスキーとの間に息子をもうけた後に別れ、プロデューサーのジム・レムリーとの間に娘をもうけました。
マダム・ソフィーは、フランスのかわいいフィアンセから国際的な女優に成長したスターです。彼女の魅力は、自分が望むように人生やキャリアを歩んでいるところにあるのかもしれません。彼女の最新作は、フランソワ・オゾン監督の『すべてうまくいきますように(原題:Tout s'est bien passé)』で、2023年2月に日本で公開されました。彼女の今後の活躍にも注目していきたいです。
主な出演作品の評価
ブレイブハート

メル・ギブソンが主演・監督を務めた歴史大作です。マダム・ソフィーはフランス王女イザベラ役で出演しました。彼女は英語圏の映画に進出するきっかけとなった作品で、その美しさと演技力で注目を集めました。この映画はアカデミー賞で5部門を受賞し、世界的なヒットとなりました。
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ

ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じたシリーズ第19作目です。マダム・ソフィーは悪役のボンドガール、エレクトラ・キング役で出演しました。彼女は魅力的で複雑なキャラクターを見事に演じ、ボンドを振り回しました。この映画はシリーズでも高い評価を得て、興行収入も好調でした。
恋人たちのアパルトマン

フランスのコメディ映画です。マダム・ソフィーは不倫相手と暮らす女性、イザベル役で出演しました。彼女は恋愛や仕事に奮闘する現代女性の姿を可愛らしくもセクシーに演じました。この映画はフランスだけでなく、日本やアメリカでも人気を博しました。
社会貢献について

マダム・ソフィーの社会貢献についてご紹介します。
彼女は、病気を患っている子どもたちの夢を応援するフランスの団体‘Arc-en-Ciel(虹)’で活動しています。この団体は、がんや難病などで苦しむ子どもたちに、彼らが望む夢を叶えることを目的としています。
例えば、有名人に会ったり、旅行したり、特別な体験をしたりすることができます。マダム・ソフィーは、この団体のパトロンとして、子どもたちと交流したり、イベントに参加したりしています。自分の立場を利用して、子どもたちに希望や勇気を与えようとしているのです。
また、彼女は環境保護や人道的な活動にも熱心で、世界の悪い方向に向かっていることに危機感を持っています。自分の作品や発言を通じて、社会問題について訴えかけています。例えば、彼女が監督した映画『すべてうまくいきますように』では、安楽死の問題に取り組んでいます。彼女は、自分の考えや感情を率直に表現することで、観客や読者に考えさせることができます。
以上、マダム・ソフィーの社会貢献についてご紹介でした。彼女は多才な女優でありながら、社会的な責任感も持っています。彼女の活動は多くの人々に影響を与えていると思います。
日本でのエピソード

マダム・ソフィーの日本とのエピソードについてご紹介します。彼女は日本で『ラ・ブーム』シリーズで大人気になり、何度も来日しています。その中で、いくつか印象的なエピソードがあります。
- 1981年に初来日したとき、成田空港で大歓迎を受けた彼女は、感激のあまり涙を流しました。その後、東京や京都を観光し、日本の文化や食べ物に興味を持ちました。
- 1983年に再来日したとき、彼女は『ラ・ブーム2』のプロモーションのためにオーソン・ウェルズと共演した英語教材のCMに出演しました。このCMは日本で大きな話題となり、彼女の英語力も評価されました。
- 1995年に『ブレイブハート』のプロモーションで来日したとき、彼女はメル・ギブソンと共に東京ドームで行われたプレミア試写会に出席しました。約5万人の観客から熱狂的な声援を受けた彼女は、日本語で「ありがとう」と挨拶しました。
- 2008年に『恋人たちのアパルトマン』のプロモーションで来日したとき、彼女は自ら監督した映画『ドーヴィルに消えた女』を六本木ヒルズで開催されたフランス映画祭2008で上映しました。
以上が、マダム・ソフィーの日本とのエピソードについてのご紹介でした。彼女は日本と深い縁があり、多くのファンから愛されています。
(Wikipedia参照、シネマトゥディ、Microsoft Bing引用)
主な作品紹介
数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。マダム・ソフィーの作品をぜひ楽しんでください。
ラ・ブーム シリーズ
ラ・ブーム
ラ・ブーム2
狂気の愛
ブレイブハート
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ