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世紀の二枚目!アラン・ドロン/圧倒的な存在感と魅力的な瞳!フランスの大スターをご紹介!
90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、誰もが魅了される美貌の持ち主アラン・ドロンです。
アラン・ドロン
(Alain Fabien Maurice Marcel Delon)1935年11月8日生まれ
【出身地】 フランス共和国 オー=ド=セーヌ県ソー
【職 業】 俳優
惜しまれつつも2017年に引退。カンヌ映画祭でスカウトされてスクリーンデビューしたアラン・ドロン。大スターとなり、カンヌ映画祭で引退。感無量だとコメントしていました。現在でも、ファンを魅了し続けるムッシュ・アラン。彼の生い立ちから出演作品をご紹介します。
スクリーンデビューするまで
父親は小さな映画館を経営、母親は薬剤師の資格を持っていました。4歳で両親が離婚し母方に預けられますが、新しい家族と反りが合わず、のけ者にされます。さらに実父も再婚し、新しい家族ができていました。家庭不和による愛情不足のため、少年アランはたびたび問題を起こして、寄宿学校を転々とします。やがて彼はフランス海軍へ志願しました。20歳で無事除隊後は、アメリカとメキシコを放浪します。帰国後はさまざまな職業を転々としますが、職業経験は後の俳優人生にプラスに働きました。
『太陽がいっぱい』でのブレイク

ある時、知人から「カンヌで映画祭が開催されるから歩いてみたら。あなたほどの美貌なら、監督の誰かから声が掛かるかもしれない」と言われます。それがきっかけで、イヴ・アレグレ監督の『女が事件にからむ時』(共演:ジャン=ポール・ベルモンド)でデビューしました。数作品に出演した後、パトリシア・ハイスミス原作、ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』に主演しました。ニーノ・ロータの曲と共に大ヒットし、世界的にその名を知られることになります。
【主な受賞歴】
ゴールデングローブ賞 ノミネート
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 特別賞 受賞
セザール賞 受賞
ベルリン国際映画祭 名誉金熊賞 受賞
2019年、第72回カンヌ国際映画祭で映画への長年の貢献をたたえて名誉パルムドールが贈られました。
日本との接点
『太陽がいっぱい』でブレイク後、初来日します。“世紀の二枚目”は、日本でもファンを魅了しました。フランス本国よりも日本で人気が高いといわれています。以降、たびたび来日しています。
なお、バラエティ番組などにも出演しています。私が記憶しているのは、『SMAP×SMAP』の『BISTRO SMAP』での出演ですかね。歳を重ねてますますステキになっておられました。
1980年代には、パリ旅行のメインとしてアランと一緒のディナーを楽しめるという団体ツアーも企画され、日本から50,000名が参加し大きな話題になりました。2010年には生誕75周年を記念して、『アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭』が東京や京都で開催されました。
日本では美男俳優の代名詞と言えるほど人気の高い二枚目スターです。ですが、娯楽大作中心ではなく社会派やアート志向の作品も多い出演歴からもわかるように、フランスや欧米諸国では大衆的な二枚目スターとは異なる評価を受けているようです。
日本語吹替について
野沢那智さん
1969年頃、アラン・ドロンの吹き替えを初めて担当しました。数人いるアラン担当声優のひとりとなります。『日曜洋画劇場』で主にアランを担当していた堀勝之祐さんなどと比べ、アラン担当として野沢さんは比較的後発の存在でした。
やがて1970年代後半頃から、ほぼ全局で野沢さんがアランの吹替を担当するようになり、お茶の間にも「アラン・ドロンの吹替といえば野沢那智」のイメージが浸透していきました。
アランの吹替時は大抵左端のマイクを使い、隣の相手役にも敢えて向き合わずに収録することを心掛けていたことを明かしています。
幼い頃に親を失った共通点やアランの作品に多く共感できることなどから、晩年には「どれだけの人数を吹き替えてきたかわからないけど、アラン・ドロンが(持ち役の中でも)一番やりやすいです」と野沢さんは答えています。
堀勝之祐さん (かつて代表作を多く担当)
1969年の『木曜洋画劇場』で放映された『若者のすべて』以後、1970年代初期に多く担当しました。
堀さんはアランが抑えた演技をしている作品を担当することが多かったと語ります。野沢さんの没後である、2018年9月22日にBSプレミアムにて放送された番組『アラン・ドロン ラストメッセージ~映画・人生・そして孤独~』においては、朗読部分を担当しています。32年ぶりにアランに扮しました。
久富惟晴 さん (日本テレビでの担当声優)
主に70年代後期の日本テレビ系列の洋画劇場で担当しました。主な担当作品は『ボルサリーノ1・2』、『栗色のマッドレー』などです。
(Wikipedia参照)
主な作品紹介
数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。実は私の推しメンである^^、ムッシュ・アランの作品をぜひ楽しんでください。
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スイスで静養している彼の周囲が、また慌ただしくなっているようです。ファンとしては、穏やかな日々を過ごしてほしいと願うばかりです。