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超親日家!トム・クルーズ/老けない!!第一線で走り続けるハリウッドスターをご紹介!
90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、年齢を感じさせない超アグレッシブな大スター、トム・クルーズです。
トム・クルーズ
(Thomas Cruise Mapother IV)1962年7月3日生まれ
【出生地】アメリカ合衆国 ニューヨーク州シラキュース
【職 業】俳優・映画プロデューサー
現在、61歳!近年はアクション作品の出演が目立っているトムです。
今なお、新たなファンを獲得し期待に応え続けるトム。ブラット・パックとしての活躍からハリウッドスターとしての出演作品、そして親日家ならではのエピソードを紹介します。
ブラット・パックについて

ブラット・パック(Brat Pack)とは、1980年代のハリウッド青春映画に出演した若手俳優の一団に付けられたあだ名です。日本では、“ヤングアダルトスター”と呼ばれることもありました。
メンバーの一員は、『アウトサイダー』や『ブレックファスト・クラブ』、『セント・エルモス・ファイアー』の出演者たちが位置づけられるようです。
以下、ブラット・パックのメンバーです。(諸説あり)
エミリオ・エステベス、ジャド・ネルソン、ロブ・ロウ、ショーン・ペン、ロバート・ダウニー・Jr、トム・クルーズ、C・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ラルフ・マッチオ、アンソニー・マイケル・ホール、モリー・リングウォルド、デミ・ムーア、アリー・シーディ、アンドリュー・マッカーシー、ダイアン・レイン、パトリック・スウェイジ、キーファー・サザーランド、メアリー・スチュアート・マスターソン、ケヴィン・ベーコン、ジョン・キューザック、ジェームズ・スペイダー、ジョン・クライヤー、ジェイミー・ガーツ、マシュー・ブロデリック、チャーリー・シーン、メリッサ・ギルバートなど
出演作品について
12歳のときに両親が離婚したため、経済的に苦しい生活を送りました。学生時代はスポーツ(主にレスリング)に熱中しますが挫折し、その後演劇に関心を持つようになりました。
青春映画の端役を演じた後、『卒業白書』の瑞々しい演技で注目され、若手スター候補生『ブラット・パック』のひとりに数えられています。
『トップガン』の世界的大ヒットにより、トップスターの仲間入りを果たします。以前は、主にヒューマンドラマや社会派作品、作家性の強いアート系作品などに出演しており、アクションのイメージがほとんどありませんでした。
その後は、『7月4日に生まれて』と『ザ・エージェント』でアカデミー賞主演男優賞に、『マグノリア』では助演男優賞にノミネートされました。名実ともに一流俳優として、不動の地位を手に入れます。
トップガン
1986年の全米興行成績1位を記録し、主演のトム・クルーズは一躍トップスターの仲間入りを果たしました。助演のヴァル・キルマー、メグ・ライアン、アンソニー・エドワーズ、ティム・ロビンスら、若手俳優の出世作としても知られています。
若い戦闘機パイロットの友情・出会いと別れ、挫折と再起の物語です。製作にはアメリカ海軍が全面協力し、ミラマー海軍航空基地や空母『レンジャー』内で撮影が行われました(作中では『エンタープライズ』として登場しています)。
カクテル
ジャンルとしては、青春群像劇といえます。野望、出世、金、挫折と成功、師弟関係、友情、恋愛、幸福感などのテーマが入り混じった物語構成です。主人公が人生のアップダウンを繰り返しながら、大切な愛を掴むまでが描かれています。トム・クルーズの笑顔と、フレアバーテンディングによるカクテル作りの派手なパフォーマンスでヒットしました。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
1976年に出版された小説『夜明けのヴァンパイア』の映画化作品です。野心的なライターの青年が、黒髪の青年紳士ルイへインタビューを始めます。ルイは、200年というその驚くべき半生を語り始めます。
原作者は配役に批判的でしたが、実際に作品を観て「彼が登場した瞬間から、トムは私にとってレスタトだった」「トムがレスタト役を成功させたことは、私には予知できなかったこと」と大々的に雑誌に謝罪記事を掲載しました。
出演陣も豪華で、舞台美術も評価され、第67回アカデミー賞では2部門にノミネートされました。
ミッション:インポッシブル
テレビシリーズ『スパイ大作戦』をベースにした、アメリカのアクション・スパイ映画のシリーズです。
1992年、長年のビジネスパートナー、ポーラ・ワグナーとともにパラマウント映画内に『クルーズ/ワグナー・プロダクションズ』を設立します。『ミッション:インポッシブル』では初めて映画プロデューサー業にも進出しました。この作品のヒットによりキャリアの転換期を迎え、以降はアクション映画にも多数出演するようになりました。
親日家トム!
親日家としてもよく知られており、2022年5月時点で24回目の来日をしています。他の俳優と比べても、特に来日回数が多いようです。
なお、『ラスト サムライ』で共演した池松壮亮さんには、来日のたびに声を掛けているそうです。
日本ではパラマウント・ジャパンにより『ミッション:インポッシブル3』のDVD発売を記念して10月6日が『トムの日』と制定されています。空港等での長時間のファンサービスも恒例となっています。
さらに2014年6月、ダグ・リーマン監督作品『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のジャパンプレミア時には、大阪、福岡、東京の3都市を半日で回り、原作が日本の小説であることを理由に、特に思い入れの強い作品であることを、東京でのジャパンプレミアで公言しました。
通訳引退を表明した戸田奈津子さんとのエピソード
事前に通訳引退を聞いていたトムが、プライベートで食事会を開いてくれたそうです。その時の感想です。
「ゆっくりプライベートでおしゃべりをしたのは初めて。とても得難い体験でした。そして、そのときに『通訳はしなくても、一緒にいて』と言われて、結局、プレミア、記者会見、横浜で行われたイベントにも同行させていただきました。そのときに、“次回作を持ってくるから、また会おうね”と約束しています」
日本語吹替について
森川智之さん
2003年公開の『ラストサムライ』以降、トムに公認されたことで、彼の吹替えを専属で担当するようになりました。
なお、専属のきっかけとなった『アイズ・ワイド・シャット』の日本語吹替えを実際に聞いたトムから「(森川さんの吹替えは)世界で一番美しい」と絶賛されました。海外のプロデューサーからも「日本語が一番良かった」と評価されたことでトムが劇中で着用したマスクをプレゼントされたという逸話もあります。
鈴置洋孝さん(かつて代表作を多く担当)
2001年の『バニラ・スカイ』までのビデオソフト収録版を担当しました。鈴置さんのデモテープを聴いたトム本人の推薦で決まったことがきっかけとされています。専属となった森川さんは、後輩にあたり「こうして同じ俳優を吹き替えられることが光栄である」と話しています。
この他にも、山寺宏一さん、堀内賢雄さん、渡辺裕之さん、井上和彦さん、小杉十郎太さん、堀秀行さんなどが担当されています。
(Wikipedia、THE CHANGE編集部記事参照)
主な作品紹介
数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。トムの作品をぜひ楽しんでください。
アウトサイダー
卒業白書
トップガン
ハスラー2
カクテル
レインマン
7月4日に生まれて
デイズ・オブ・サンダー
ア・フュー・グッドメン
ザ・ファーム 法律事務所
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
ミッション・インポッシブル
ミッション:インポッシブル 6 ムービー・コレクション [4K ULTRA HD + Blu-rayセット]
(収録作品:『ミッション:インポッシブル』、『M:I-2』、『M:i:III』、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)
ザ・エージェント
マグノリア
ラスト サムライ
宇宙戦争
ロック・オブ・エイジズ
アウトロー
オール・ユー・ニード・イズ・キル
バリー・シール/アメリカをはめた男
トップガン マーヴェリック