海外俳優

【オリエンタルな美貌!】フィービー・ケーツ

[c]SPLASH/AFLO

PR

オリエンタルな美貌!フィービー・ケーツ/1980年代に世界的に人気を博したアイドル女優をご紹介!

 90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、1980年代に人気を博したアイドル女優、フィービー・ケーツです。

フィービー・ケーツ

(Phoebe Cates Kline)1963年7月16日生まれ

【出生地】 アメリカ合衆国 ニューヨーク市

【職 業】 俳優

 ミズ・フィービーは、1980年代に人気を博したアイドル女優です。当時の日本でも多くのファンを魅了しました。俳優のケビン・クラインと結婚後に引退をしますが、これまでのキャリアや、社会貢献の活動などをご紹介していきます。

生い立ちからキャリアについて 

LGI Stock / Corbis/VCG via Getty Images

 

生い立ち

 フィービー・ケーツは、ニューヨークで生まれました。彼女の父親は映画監督のジョセフ・ケイツ、母親はモデルのリリー・キャッツでした。父親はロシア系ユダヤ人、母親は中国系フィリピン人の血を引いており、彼女の顔にはオリエンタルな雰囲気があります。ほかに、姉のヴァレリーと弟のフィリップがいます。

 ミズ・フィービーは、幼い頃から芸能界に興味を持っていました。10歳のときに、スクール・オブ・アメリカン・バレエに奨学金を得て入学し、バレリーナを目指しました。しかし、15歳のときに膝を痛めてしまい、ダンスの夢を断念しました。その後、女優になることを決意し、モデルやオーディションに挑戦しました。

女優デビュー

 ミズ・フィービーは、1982年に映画『パラダイス』で女優デビューしました。この映画は、ブルック・シールズ主演の『青い珊瑚礁』のパクリとも言われる、南の島での恋愛物語でした。主人公のサラという役で、トップレスのシーンも披露しました。この映画は、批評家からは酷評されましたが、彼女の美貌とセクシーさは話題になりました。彼女は、この映画の主題歌も歌っています。

 同じ年に、彼女は学園コメディ『初体験/リッジモント・ハイ』にも出演しました。この映画は、ショーン・ペンやジェニファー・ジェイソン・リーなど、後にハリウッドで活躍する俳優たちが共演した作品でした。ミズ・フィービーは、リンダ・バレットという早熟な高校生の役で、プールサイドでのビキニ姿や、赤い水着を脱ぐシーンなどで、男性の憧れの的になりました。この映画は、青春の喜びや悩みをリアルに描いた作品として、高い評価を得ました。

グレムリンで脱セクシー路線

 ミズ・フィービーは、1984年にスティーヴン・スピルバーグ製作の映画『グレムリン』に出演しました。この映画は、クリスマスにもらった不思議な生き物が、水をかけられると凶暴な怪物に変わってしまうというストーリーでした。彼女は、主人公の恋人であるケイト・ベリンジャーという役で、お色気はなく、可愛らしい女の子のイメージを演じました。この映画は、コメディとホラーの要素を巧みに組み合わせた作品として、世界的に大ヒットしました。

 その後、彼女は『天使とデート』や『再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ』などの映画に出演し、演技力も評価されました。1990年には、『グレムリン2 新・種・誕・生』で、再びケイト役を演じました。この映画も、前作に引けを取らない人気を博しました。

結婚と引退

 ミズ・フィービーは、1989年に俳優のケヴィン・クラインと結婚しました。ケヴィン・クラインは、『フィッシュ・ストーリー』や『ワイルド・ワイルド・ウエスト』などの映画で知られる、名優です。二人は、1983年に映画『ビッグ・チル』で共演したのがきっかけで交際を始めました。結婚後、彼女は二人の子供を出産し、育児に専念するために女優業から引退しました。2001年に映画『アニバーサリーの夜に』に出演したのを最後に、スクリーンから姿を消しました。

その後の活動

 ミズ・フィービーは、女優を引退した後も、自分のやりたいことに挑戦し続けています。2005年には、ニューヨークのマジソン・アヴェニューに、自身の名前を冠したギフトショップ『ブルー・ツリー』を開店しました。この店では、彼女がセレクトした洋服や雑貨、アクセサリーなどを販売しています。彼女は、自分のセンスを生かして、オリジナルな商品を提供しています。

 また、彼女は家族との時間を大切にしています。そして、夫の仕事を応援しています。

主な出演作品の評価

グレムリン

『グレムリン』(C) Warner Bros. Entertainment Inc.

 この作品は、コメディとホラーの要素を巧みに組み合わせた作品として、世界的に大ヒットしました。ミズ・フィービーは、主人公の恋人であるケイト・ベリンジャーという役で、お色気はなく、可愛らしい女の子のイメージを演じました。批評家からも高い評価を受けた一方、観客からは、クリスマス映画としては暴力的すぎるという批判もありました。

初体験/リッジモント・ハイ

『初体験/リッジモント・ハイ』© 1982 Universal Studios. All Rights Reserved.

 この作品は、青春の喜びや悩みをリアルに描いた作品として、高い評価を得ました。ミズ・フィービーは、リンダ・バレットという早熟な高校生の役で、プールサイドでのビキニ姿や、赤い水着を脱ぐシーンなどで、男性の憧れの的になりました。批評家からも好意的に評価されました。

パラダイス

 この作品は、ブルック・シールズ主演の『青い珊瑚礁』のパクリとも言われる、南の島での恋愛物語でした。ミズ・フィービーは、主人公のサラという役で、トップレスのシーンも披露しました。この映画は、批評家からは酷評されましたが、彼女の美貌とセクシーさは話題になりました。批評家からは「退屈で下品で無味乾燥な映画」と酷評されました。一方、観客からは、「彼女の魅力を見る価値がある」という評価もありました。

社会貢献について

WireImage / 2017 Jim Spellman/ Getty Images

 ミズ・フィービーの社会貢献について、以下のとおりご紹介します。

  • 彼女は、自身のギフトショップ“ブルー・ツリー”で、慈善活動にも取り組んでいます。例えば、2007年には、ニューヨークの小児病院に寄付を行うために、店内でオークションを開催しました。また、2010年には、ハイチ地震の被災者支援のために、店内でチャリティー・セールを行いました。
  • 彼女は、夫のケヴィン・クラインとともに、様々な社会的な問題に関心を持っています。例えば、エイズやがんの研究、人権や環境保護、教育や芸術の振興などのために、多くの団体やイベントに寄付や参加をしています。特に、ニューヨークの公立学校の教育改善に力を入れており、自身の子供たちも公立学校に通わせています。
  • 彼女は、自身の経験から、若い女優たちに対しても、助言や応援をしています。例えば、彼女は、『グレムリン』で共演した若手女優(当時)のゾーイ・サルダナに対して、彼女の演技を称賛し、自分のキャリアについても語りかけました。また、彼女は、『グレムリン』のリメイク版に出演する可能性のある女優たちに対しても、エールを送りました。

日本でのエピソード

(C)AFLO

 ミズ・フィービーの日本とのエピソードについて、以下のとおりご紹介します。

  • ミズ・フィービーは、1980年代に日本で大人気でした。彼女は、サッポロ一番やアサヒビールのCMに出演して、日本人の心をつかみました。特に、サッポロ一番のCMでは、彼女が「おいしい」と日本語で言うシーンが印象的でした。彼女は、日本の食文化にも興味を持っており、寿司や天ぷら、うどんなどを楽しみました。
  • ミズ・フィービーは、日本のアニメにも関心がありました。彼女は、『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』などの宮崎駿監督の作品を気に入っています。彼女は、自身のギフトショップ“ブルー・ツリー”で、ジブリグッズを販売しています。また、『グレムリン』の日本語吹き替え版で、自分の声を担当したのは、声優の鶴ひろみさんだと知って驚きました。
  • ミズ・フィービーは、日本の音楽にも影響を受けました。彼女は、自身の歌手活動の中で、日本の歌手やバンドとコラボレーションをしました。1984年に、日本のロックバンド“チューリップ”のボーカルである財津和夫さんとデュエット曲『ハートブレイク・ホテル』を発表しました。また、1986年に松田聖子さんと共演し、『赤いスイートピー』を英語でカバーしました。

(Wikipedia参照、Microsoft Bing引用)

主な作品紹介

 数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。ミズ・フィービーの作品をぜひ楽しんでください。

初体験/リッジモント・ハイ


グレムリン


グレムリン2 新・種・誕・生


アニバーサリーの夜に


ネット配信

 ミズ・フィービーの作品は、現在ネット配信されています。ぜひ!楽しんでご覧ください。

  • Amazon プライムビデオ
  • Google Playムーヴィー&TV
  • Apple TV
  • U-NEXT
  • Hulu

  • この記事を書いた人

はもんどれお

こんにちは。はもんどれおです。 これから、大好きな海外ドラマや洋画を紹介していこうと思います。 よろしくお願いします(^ ^) 私の初めての海外ドラマは、当時の教育テレビで放送されていた『大草原の小さな家』です。それから『フルハウス』や『サブリナ』など欠かさず見ていました。 私は、ドラマは吹替で映画は字幕で観る派です。機会があれば、オススメな懐かしい声優さんを紹介していけたらいいな〜と思っています。

-海外俳優