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マーティ!マイケル・J・フォックス/高い人気と確かな演技力!病いと向き合う不屈のスターをご紹介!
90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、10代からキャリアをスタートした不屈のスター、マイケル・J・フォックスです。
マイケル・J・フォックス
(Michael Andrew Fox)1961年6月9日生まれ
【出生地】 カナダ アルバータ州エドモントン
【職 業】 俳優、プロデューサー、作家
10代からキャリアをスタートさせ、世界的大ヒット作品に主演して以降、ファンを魅了し続けるマイケル・J。彼の映画人としての地位確立や、社会貢献などの動きをご紹介していきます。
生い立ちからキャリアについて
マイケル・J・フォックスの父親はカナダ軍の兵士で、母親は女優でした。マイケル・Jは5人兄弟の末っ子として生まれました。幼いころから演技に興味を持ち、15歳でテレビドラマ『レオ&ミー』でデビューしました。18歳でカナダからアメリカに移り住み、俳優としてのキャリアを追求しました。
その後、1982年から放送されたテレビコメディ『ファミリー・タイズ』で一躍人気を博しました。彼はアレックス・P・キートンという保守的な若者を演じ、そのコミカルな魅力で視聴者を笑わせました。この作品で彼はエミー賞主演男優賞を3回受賞しました。また、1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、タイムトラベルする主人公マーティ・マクフライを演じ、大ヒットしました。この作品はシリーズ化され、彼の代表作となりました。その後も『ティーン・ウルフ』『ドク・ハリウッド』『スピン・シティ』などの話題作に出演し、高い人気と評価を得てきました。
2020年、パーキンソン病による記憶力の低下で引退を表明しています。
主な出演作品の評価
マイケル・Jが出演した作品の中でも特に高い評価を受けたものは以下の通りです。
バック・トゥ・ザ・フューチャー

1985年公開のSFコメディ映画で、マイケル・Jが主演しました。彼は1985年から1955年にタイムトラベルするマーティ・マクフライという高校生を演じ、その冒険と成長を描きました。この作品は世界中で大ヒットし、アカデミー賞脚本賞にもノミネートされました。
スピン・シティ
1996年から2002年まで放送されたテレビコメディシリーズで、マイケル・Jが主演しました。彼はニューヨーク市長の広報担当官マイケル・フラハティという役を演じ、その仕事や恋愛をコミカルに描きました。この作品で彼はエミー賞主演男優賞を受賞しました。
グッド・ワイフ
2009年から2016年まで放送されたテレビドラマシリーズで、法律や政治を題材にしたサスペンスドラマです。マイケル・Jはルイス・キャニングという弁護士役で出演し、主人公アリシアと対立したり協力したりするキャラクターを演じました。この作品で彼はエミー賞助演男優賞に5回ノミネートされました
【主な受賞歴】
アカデミー賞
2022年 ジーン・ハーショルト友愛賞
エミー賞
1986年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『ファミリータイズ』
1987年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『ファミリータイズ』
1988年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『ファミリータイズ』
2000年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『スピン・シティ』
2009年 ゲスト男優賞(ドラマシリーズ部門)『レスキュー・ミー NYの英雄たち』
グラミー賞
2010年 最優秀スポークン・ワード・アルバム賞
『Always Looking Up: Adventures of An Incurable Optimist』
ゴールデングローブ賞
1988年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『ファミリータイズ』
1997年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『スピン・シティ』
1998年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『スピン・シティ』
1999年 主演男優賞 (コメディシリーズ部門)『スピン・シティ』
全米映画俳優組合賞
1998年 男優賞(コメディシリーズ)『スピン・シティ』
1999年 男優賞(コメディシリーズ)『スピン・シティ』
その他の賞
2002年 ハリウッド名声の歩道
社会貢献について

マイケル・Jは1991年にパーキンソン病と診断されたことをきっかけに、パーキンソン病の治療や研究を支援する慈善団体『マイケル・J・フォックス財団』を設立しました。彼は自身の体験や思いを本やインタビューで語り、パーキンソン病患者や家族の希望の光となっています。また、彼はパーキンソン病と闘いながらも俳優として活動を続けており、その勇気と前向きさに多くの人々から感動や敬意を表されています。
日本語吹替について
『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』が頻繁に放送されていた当時、御三方の声でそれぞれ楽しませていただきました。以下、ご紹介です。
宮川一朗太さん
『ファミリータイズ』で初担当しました。当初は自分の声がマイケルに合うのか不安を抱えながら収録に臨みましたが、視聴者から好評を得たことで、自信を持って演じられるようになったといいます。マイケルの役作りでは、彼が演技をしてる最中に身振り手振りをする事が多い為、それに合わせて声の強弱や高低を付けたり、場面に応じて声を裏返らせる事が重要だとしています。以来マイケルの主演ドラマ『スピン・シティ』の他、主に長編映画のフジテレビ放送版で多く担当しました。
マイケルの代表作である『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』の主人公マーティ役の吹替えについて、「いつかはやらせてもらえるだろう」と思っていましたが、何年経っても声が掛かりませんでした。長年同役を熱望していたため、2014年にBSジャパン(BSテレビ東京)放送の第1作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティ役に起用された時は、震えるほど感激したといいます。
競合してマイケルの吹き替えを担当した以下の二名については「(自身は)声優としての力量はお二人の足元にも及びません」としているものの、「そのテクニックのなさ、ヘタクソゆえのヘタレさがマーティ役に合っている」と自負しているといいます。
三ツ矢雄二さん
『ティーン・ウルフ』で初担当しました。宮川さんに次いで多く吹き替えており、特に『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』(テレビ朝日版です。前述の『ティーン・ウルフ』は本シリーズへのオーディションも兼ねた起用でしたが、視聴者から好評だったことでそのまま本作への起用に繋がったそうです。)での演技はファンからの人気も高いことから、2008年以降は市販ソフトにも同音源が収録されています。2020年には『35周年記念4Kニューマスター ロードショー』と称して異例となる劇場での初公開が行われました。
山寺宏一さん
『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』のソフト版をはじめ、いくつかの作品で吹き替えを担当し、上記二名に次いで多く担当しています。2020年の本シリーズのソフト版のテレビ放映時にはその反響から、改めて傑作の吹き替えを任される責任を感じたという。同シリーズのBSジャパン版で宮川の演じるマイケルと共演したが、「かつて吹替えた私から見ても、宮川さんは悔しいくらいピッタリ!」と絶賛しています。
この他にも、水島裕さん、宮本充さん、織田裕二さんなども声を当てています。
(Wikipedia参照、Microsoft Bing引用)
主な作品紹介
数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。マイケル・Jの作品をぜひ楽しんでください。
バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
ティーン・ウルフ
摩天楼はバラ色に
カジュアリティーズ
ハード・ウェイ
ドク・ハリウッド
奇跡の旅(声の出演)
奇跡の旅2 サンフランシスコの大冒険(声の出演)
バラ色の選択
遺産相続は命がけ!?
アメリカン・プレジデント
さまよう魂たち
スチュアート・リトル シリーズ(声の出演)
スチュアート・リトル(声の出演)
スチュアート・リトル2(声の出演)
スチュアート・リトル3(声の出演)
アトランティス 失われた帝国(声の出演)