PR
生涯現役!ハリソン・フォード/アメリカ映画界最大のアクションスターをご紹介!
90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、アメリカ映画界最大のアクションスター、ハリソン・フォードです。
ハリソン・フォード
(Harrison J Ford)1942年7月13日生まれ
【出生地】 アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ
【職 業】 俳優
ハリウッドのマネー・メイキング・スターにして現役続行を宣言した最大のアクションスターであるサー・ハリソン。彼の映画人としての地位確立や、社会運動やプライベートをご紹介していきます。
キャリアスタートまで
ハリソン・フォードは、アイルランド人の父とロシア系ユダヤ人の母のもとに生まれました。大学で哲学と英文学を専攻しましたが、中退して俳優を目指しました。1966年に『現金作戦』で映画デビューしましたが、当初は大きな成功を収めることができませんでした。そのため、大工として生計を立てることもありました。
出演作品について

1977年にジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でハン・ソロ役を演じて一躍世界的人気スターになりました。その後も『スター・ウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの大ヒット作に出演し、アクションスターとして活躍しました。また、アメリカ映画界の二大ヒーロー役を手にし、アクションスターとして活躍する一方、『ブレードランナー』(1982年)、『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985年)、『パトリオット・ゲーム』(1992年)などの作品でも演技力を発揮し、高い評価を得ました。特に『刑事ジョン・ブック 目撃者』ではアカデミー主演男優賞にノミネートされ、演技力も高く評価されました。
その後は、ロマン・ポランスキー、アラン・J・パクラ、マイク・ニコルズなどアメリカ映画界を代表する監督の作品に相次いで出演します。『ワーキング・ガール』では、ヒロインと恋仲になる重役を軽妙なタッチで演じ、『心の旅』では記憶喪失となりながらも、暖かい人間性を取り戻していく辣腕弁護士を演じるなど、ロマンチック・コメディからサスペンスまで幅広いジャンルの映画に出演して俳優としての幅を広げました。
1992年にはベストセラー作家、トム・クランシー原作の映画『パトリオット・ゲーム』で、人気キャラクターのジャック・ライアンを演じ、大ヒットを記録します。その成功を受けて製作された続編『今そこにある危機』にも同役で主演し、三度目の当り役となりました。1993年には往年のテレビドラマをリメイクした映画『逃亡者』で主人公リチャード・キンブルを演じて興行的に大きな成功を収め、ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、ハリウッドのマネーメイキングスターとしての地位を確固たる物としました。
2000年代の活躍

2000年代もマイペースに俳優業を続け、2008年に4度目となるインディ・ジョーンズ役を演じた『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では60代ながらも果敢にアクションに挑戦した他、2010年に公開された『小さな命が呼ぶとき』では俳優として出演するだけでなく、2度目となる製作総指揮を担当しています。
2019年6月公開の『ペット2』ではキャリア初となるアニメーション作品への声の出演を務めました。12月公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では再びハン・ソロ役を演じています。
シリーズ5作目となる新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でシリーズからの引退を宣言しました。
【主な受賞歴】
カンヌ国際映画祭
2023年 名誉パルム・ドール賞
AFI賞
2000年 生涯功労賞
ゴールデングローブ賞
2001年 セシル・B・デミル賞
セザール賞
2010年 名誉賞
〈その他の賞〉
サターン賞 主演男優賞
1981年『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』
2016年『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
2001年 『ギネスブック』 最も裕福な俳優と記載
2003年 ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム選出
社会運動について

サー・ハリソンは社会貢献や人道主義活動にも熱心に取り組んでいます。彼は自らパイロット免許を取得しており、自分の飛行機やヘリコプターで救助活動や環境保護活動に参加しています。2002年にはアメリカ赤十字社から人道賞を受賞しました。また、2010年にはグローバル・ゼロ運動に参加して核兵器廃絶を訴えるビデオメッセージに出演しました。
環境活動を広める『コンサベーション-インターナショナル』にて何十年にも渡る活動と副委員長を務めた貢献を讃え、新たに発見されたアリには“Pheidole harrisonfordi“、また同じくクモには“Calponia harrisonfordi”という学名が献上されています。さらに2023年には、2022年にアンデス山脈で発見された新種のヘビについて“Tachymenoides harrisonfordi”と命名されました。
なお彼の当たり役の一つであるインディ・ジョーンズは大のヘビ嫌いという設定です。
日本との接点
日本との関わりも深いサー・ハリソンですが、特に有名なエピソードとしては、1983年に来日した際に皇居で昭和天皇と会見したことが挙げられます。このときサー・ハリソンでは、昭和天皇から『インディ・ジョーンズ』シリーズの話題を振られたそうです。昭和天皇は考古学や歴史に興味があったため、サー・ハリソンの演じる冒険家のキャラクターに魅了されたのかもしれません。
プライベートについて
プライベートについては、ほとんど明かさないといわれているサー・ハリソンのエピソードのご紹介です。
- 無名時代はハリウッド界隈でも腕の良い大工として知られ、ジェームズ・コバーンをはじめ、多くのハリウッドスターを顧客に持っていました。仕事を始めてまもないころに、知人の紹介でセルジオ・メンデスのスタジオの改築を手がけた際は、大工となって日が浅いにもかかわらず、手慣れた手腕で取り組みました。その見事な仕上がりにメンデス自身から驚きと称賛を得たほどです。本人も大工仕事には愛着を持っており、俳優として成功の後も時折、自宅の家具作りやリフォームを自らの手で行なっているそうです。
- ワイオミング州ジャクソンホールに800エーカー(3.2㎢)の農場を所有し、気に入った映画の脚本がない場合は、同地でのんびりと過ごすというライフスタイルを貫いています。また、飛行機とヘリコプターのライセンスを持ち、過去にヘリコプターや飛行機で人命救助を行い、『インディ・ジョーンズ』ばりの私生活と話題になったほか、自ら飛行機を操縦して来日したことがあります。
- 2015年には操縦していた小型機が墜落し、自身も負傷したことがあります。また、車で走行中に人命救助をおこなったこともあります。2017年11月19日朝、カリフォルニア州サンタポーラの高速道路で前を走行中だった女性が車の操作を誤り、道路から土手へと車ごと転落した際、他のドライバーたちとともに女性を救助しました。女性は救急車で運ばれましたが、軽傷ですんだといいます。
- 息子のベンジャミン・フォードさんはロサンゼルスで2006年からレストランを経営し、シェフも務めて好評を博しているそうです。ハリソンもプライベートで訪れているようです。
(Wikipedia参照、Microsoft Bing引用)
主な作品紹介
数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。サー・ハリソンの作品をぜひ楽しんでください。
スター・ウォーズ シリーズ
スターウォーズ 旧三部作
スター・ウォーズ 新たなる希望
スター・ウォーズ 帝国の逆襲
スター・ウォーズ ジェダイの帰還
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
ナバロンの嵐
インディ・ジョーンズ シリーズ
レイダース/失われたアーク《聖櫃》
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
ブレードランナー シリーズ
ブレードランナー
ブレードランナー 2049
ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど
刑事ジョン・ブック 目撃者
モスキート・コースト
フランティック
ワーキング・ガール
推定無罪
心の旅
ジャック・ライアン シリーズ
パトリオット・ゲーム
今そこにある危機
逃亡者
サブリナ
エアフォース・ワン
K-19
42 〜世界を変えた男〜
エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
アデライン、100年目の恋