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カンフーアクション!ジャッキー・チェン/香港を代表するアクションスター!今なお光り輝く大スターをご紹介!
90年代に購入していた映画雑誌でのスター人気投票を参考に、海外俳優たちを紹介していこうと思います。今回は、香港を代表するアクションスターとして有名な大スター、ジャッキー・チェンです。
ジャッキー・チェン(成龍)
(房 仕龍:ファン・シーロン)1954年4月7日生まれ
【出生地】 イギリス領香港 ヴィクトリア・ピーク
【職 業】 俳優、監督、プロデューサー、武術家、歌手
香港を代表する俳優、監督、プロデューサー、武術家、歌手でありファンを魅了し続けるジャッキー・チェン。彼はコミカルでアクロバティックなカンフーアクションと自らのスタントで世界的に有名になりました。彼の生い立ちからキャリアスタートの経歴、ハリウッドへの挑戦から近況までをご紹介していきます。
キャリアスタートまで
父親は中国国民党のスパイであり、国共内戦の結果香港に逃れて料理人として働いていました。本名は房仕龍(ファン・シーロン)であることや兄弟がいることなどをジャッキーは2001年に父親から知らされました。
ジャッキーは7歳から約10年間、中国戯劇学院で京劇や中国武術を学びました。その後、映画のエキストラやスタントマンとして活動しました。ブルース・リーの映画『ドラゴン怒りの鉄拳』や『燃えよドラゴン』にも出演しました。
ジャッキーは1976年にロー・ウェイプロダクションと専属契約し、芸名を陳元龍(チェン・ユエンロン)から成龍(チャン・ロン)と改名しました。しかし、当時の香港映画界ではブルース・リーの後継者としてシリアスなカンフー映画に出演することが求められましたが、興行的に成功しませんでした。
作品の大ヒットとハリウッドへの挑戦

ジャッキーは自分の持ち味であるコメディやアクロバティックなアクションを生かした作品を作ることを目指しました。1978年に出演した『スネーキーモンキー 蛇拳』と『ドランクモンキー 酔拳』が大ヒットし、ジャッキーは一躍人気スターになりました。
1980年には自ら監督した『ヤング・マスター/師弟出馬』が香港映画史上最高の興行収入を記録しました。その後も『プロジェクトA』や『ポリス・ストーリー』シリーズなどの、自身が監督・主演した作品で成功を収めました。
ジャッキーはハリウッドにも進出しようとしましたが、1980年に出演した『バトルクリーク・ブロー』や1984年に出演した『キャノンボール2』などではあまり注目されませんでした。
ジャッキーのハリウッドでの本格的なブレイクは、1998年に出演した『ラッシュアワー』でした。この作品ではクリス・タッカーとの掛け合いや英語のミスを自虐的に笑いにするなど、ジャッキーの魅力が存分に発揮されました。この作品は大ヒットし、続編も製作されました。その後もジャッキーはハリウッドと香港で活躍し、『シャンハイ・ヌーン』や『ベスト・キッド』などの作品に出演しました。2016年にはアカデミー賞の名誉賞を受賞しました。
近年は中国映画にも積極的に出演しており、『カンフー・ヨガ』や『ザ・フォーリナー/復讐者』などの作品で見せるアクションは依然として衰えを知りません。
日本との関わり
- 東映は香港のカンフー映画の輸入に熱心で、系列の東映洋画が日本でまだ無名のジャッキーの映画を7本まとめて購入しました。1979年に邦画との併映で公開された『ドランクモンキー 酔拳』が大ヒット、続けて『スネーキーモンキー 蛇拳』『クレージーモンキー 笑拳』『拳精』(拳シリーズと呼ばれる)も公開され、日本でのジャッキー・フィーバーが巻き起こりました。
- 『ロードショー』誌の“好きな俳優”投票において6年間連続1位を獲得するなど、1980年代の日本でのジャッキー・フィーバーは凄まじく、当時の少年たちのスーパーアイドルでした。映画はテレビでも続々と放映され、とくに石丸博也さんの吹き替えが分かりやすく共感を呼び、好評を博しました。
- 2011年には、ジャッキー・チェンをリスペクトとした映画イベント『成龍祭』が規模を拡大し『大成龍祭』として、大阪・名古屋・東京で行われました。このイベントは2004年から、TOHOシネマズの劇場を中心に毎年実施されています。ファンが積極的に協力しているのが特徴で、2010年は、ジャッキー本人からビデオメッセージが直接届いたり、参加者が書いたジャッキーへの寄せ書きに返事が来るなど、ジャッキーサイドにも認知されつつあります。
- 1980年代にはジャッキーが以前からファンであった西城秀樹さんと親友の間柄となりました。1987年の滋賀県烏丸半島で行われた『アジア・ポップス'87〜第5回びわ湖水の祭典〜』コンサートでは同じステージに立って『ギャランドゥ』、『琵琶湖周航の歌』などを熱唱しました。
- 西城秀樹さんの告別式には「秀樹さんはスーパースターで、多くの香港芸能人の憧れ。僕らは永遠にあなたのことを思っております。香港の親友、ジャッキー・チェン」という内容の弔電を送っています。
- 訪日した際には日本のテレビ番組にもゲスト出演することが多いです。日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』でTOKIOのメンバーと数回にわたりさまざまなゲームで対決をしています。
- 2007年秋には、上戸彩さんとともにオロナミンC(大塚製薬)のCMに出演し、『プロジェクトA』の時計台のシーンのパロディを演じました。
- 2013年には、『のどごし生』(キリンビール)のCM“夢のドリーム”企画において、一般公募で選ばれた「カンフースターになりたい」という会社員の夢を実現する形で、会社員、中川翔子、会社員の後輩のアクション俳優らと共演しました。
ジャッキー・チェンは、香港映画界のレジェンドとしてだけでなく、世界中の人々に愛されるエンターテイナーとしても尊敬されています。彼の作品はどれも楽しくて感動的です。
(Wikipedia参照、Microsoft Bing引用)
主な作品紹介
数ある作品の中から、私見で代表作を掲載します。ジャッキーの作品をぜひ楽しんでください。
少林寺木人拳
カンニング・モンキー 天中拳
スネーキーモンキー 蛇拳/ドランクモンキー 酔拳
クレージーモンキー 笑拳
ヤング・マスター/師弟出馬
プロジェクトA
スパルタンX
ポリス・ストーリー/香港国際警察
サンダーアーム/龍兄虎弟
プロジェクトA2 史上最大の標的
サイクロンZ
ポリス・ストーリー2/九龍の眼
奇蹟/ミラクル
プロジェクト・イーグル
ツイン・ドラゴン
ポリス・ストーリー3
酔拳2
レッド・ブロンクス
ラッシュアワー
ラッシュアワー2
タキシード
メダリオン
80デイズ
ベスト・キッド
カンフー・パンダ
カンフー・パンダ2
カンフー・パンダ3